愛媛県は13日、フグと同じ猛毒を持つ小型のタコ「ヒョウモンダコ」が宇和島市下波の宇和海で見つかったと発表した。かまれると死に至るケースもあり、県南予地方局は管内の自治体や漁協などに注意を促している。
 県によると、真珠養殖業者が13日に養殖施設で捕獲した体長約8センチのタコを、県水産研究センター(宇和島市)に持ち込み、ヒョウモンダコと判明した。県水産課は「かまれた場合は、すぐに医療機関で治療を受けてほしい」と呼び掛けている。